vol.2114
昨日のブログで
どんな社員の人も
入社した初日から
組織をダメにしようなんて入社していない
日々の色々な蓄積で
ダメな組織の一員になっている
だから
腐ったミカンなんていない
ミカンを腐らす環境があるだけ!
こう書いてみたが
先日、わしのところに
ビジネスに関する相談というより
どっちかというと
人生の相談みたいに来られた方が
こう言っていた
「自分でも、組織を乱しているのは
分かっているんです!」
っと・・・
その方は
その会社に20年近くいて
俗に言う『お局状態』
確かに、社内の業務に関しては
誰よりもよく分かっているし
誰よりも会社の歴史を知っている
しかし、この人のかもし出す雰囲気で
その会社のムードが一変する
「なんでこんな事もできないの」
確かにおっしゃることは正論ですが
じゃ、あなたも昔から完璧にできていたんですか
っと、その人の部下の
心の叫びが伝わってきそうじゃけど
その方がわしの元に来て
「どうやったら変われるんでしょうか?」
こんな相談じゃった。
そしてその時に
色々とヒヤリングをしていたときに出た言葉が
冒頭に書いた
「自分でも、組織を乱しているのは分かっているんです!」
と言う言葉
結局、自分自身が
一番分かっているんじゃけど
今更、優しい上司なんて演じれない
でも、そんな生き方は
演じている自分も辛いだけ
自分でもイケないところって
十分すぎるほど分かっているけど
それを面と向かって口にしてくる人は
誰もいない
だれも口にもしてくれないから
みんなとの距離感が
どんどんと広がっていく
縮めれる距離感なら
修復もできるが
もう、修復できる距離感にない・・・
どうする・・・・
そんな時は
荒治療しか思いつかない
ダメ出しシャワー
自分でも気がついているダメな部分を
他人の口から具現化してあげる
すると、分かっていることだけど
赤の他人にそこまで言われると
ドンドンと腹が立ってきて
最後には涙があふれ出してくる
そして涙と共に浄化される😭
今回は、この荒治療がうまくいった
👧🏽 「社内で、部下に変わってもらおうとするんじゃなく
まずは自分が変わってみます」
っと言って
長い髪をばっさりと切りに行っていた。
人間が変わるときは
責任を周りに向けるんじゃなく
まずは自分の中で浄化させる
自分の中で
今までの精算をしないと
次に進めない!
今でこそ
こんなにエラそうなことを言っているわしも
一番ドン底だったときに
広島一の繁華街 流川の
胡通りのポプラの前で
悔しくて、悔しくて
本気で声を出して泣いたことがある
その時は、誰の目も気にせずに
悔し涙を流した
今までの人生の中で
あんなに本気で泣いたのは
あの1回しかないと言うくらいの本泣きじゃった
でもそれで
色々なことが吹っ切れた!
だから、わしが思うには
人が変わる瞬間には
心の底からわき出る本気の涙
というのが必要不可欠のような気がする
そして今年に入って
組織改革の相談が数件舞い込んできている
どこの会社も
問題児を抱えている
でも、どこの会社も
その問題児にしか目がいっていない
そう!
腐ったミカンだけを取り除こうとしている
決して
腐ったミカンを作ってしまった環境を
見ようとしていない。
企業の組織改革は
腐ったミカンを取り除くだけじゃ
また新たな腐ったミカンを作ることになる
まずは環境整備
見て見ぬ振りは
問題の先送りになりますよ!
ほんじゃまた