社長の鬼原則
vol.3846
毎年そうなんじゃけど
年末が近づいてくると
かなりのヘヴィーな相談案件が入ってくる
先日相談のあった社長さんも
そこそこ悲壮感だたよわしていた
その方は
建築業界で独立をされた方
社員が2人いて
俗に言う下請け会社
もともとは彼も雇われの身じゃった
だがそんな会社で長年
社員としてやっていると
社長との関係も崩れてきて
わしでも出来るんじゃないか?
そう思うんですよね
その時にいた自分の部下を引き連れて
独立という道を選んだ
だが・・・
その雇われの時に
自分がバリバリ仕事をとっていた
と思っていたのは
あくまでも
その会社があったからだということに
独立してから気づく
でも、従業員も2人もいる
毎月月末には給料を払わいといけない
仕事はあっても
利益な殆ど無いような
金の奴隷状態
このままこの先どうなるんだろう・・・
そんな崖っぷち状態で
わしのところに相談に来られた
彼はうちの塾生ではなかったけど
ブログもよく読んでくれていて
本当に切羽詰まっていたんだろう
わしにスポットコンサルの予約を入れ
相談に来られた
ここまでの状況を聞きながら
色々と話をする彼を見ながら
わしの中では
ある程度言うことは決まっていた
わしね
17歳から水商売をはじめて
25年くらいやってきて
カウントしたことはないけど
一万人以上の人の
話や相談を受けてきた
すると、わしの中で
眼の前で喋っている人が
どこの分類に入るかが見える
その分類とは
人はある程度4つくらいの
大き分類に分かれる
そして眼の前の人が
どの分類に属すかを分ければ
あとは大体が的確に見えてくる
この大きな4つの分類に分けるのが
すごく重要なことなんじゃけど
そこは
ここまで色々な人を見てきた
わしの嗅覚が働くので
そのジャンル分けを
大きく外すことはない
そんなわしの嗅覚で
今回の相談者を見たら
そもそもが
経営者に向いてないタイプ
どちらかというと
黙々と仕事をこなす
職人タイプ!
ただ、仕事ができる職人タイプなんで
独立してもやっていけると思ったか
たぶん
周りの人たちにのせられたんでしょうね
〇〇さんが自分でやるなら
わしゃ仕事全部出すよ!
とか
もう〇〇社長と切れて
自分でやったほうがええんじゃない!
そうなったら協力するよ
みたいな
外野の全く責任の取らない
横槍を聞いて
その気になったんでしょうね
そして決定的だったのが
まだ起業して2年とちょっと
わしの持論の中で
起業して3年で
利益もあげられないのは
社長としての器がない!
そう思っている
器というか
社長としてのセンスがない!
これはわしの本にも書いているけど
3年続けても利益が出ないのなら
社長を辞めたほうがいい
そうこの本の
216ページに書いている
わしは以前
相談に来た社長さんの中で
3人の方に
あなたは社長の器じゃない
一番うまく行かなくちゃいけない
創業してからの3年間で
利益も出せないというのは
社長としてのセンスがないけ
やめんさい
そう助言して
社長業をやめさせて
雇われ社員に戻らせたことがある
そんな彼らに
数年後あった時に
こう言われた
裕治郎さん
本当に良かったです
僕一人じゃ決断できなかったけど
あれだけはっきり言ってくれたおかげで
借金まみれにならずに済みました
本当にその話を聞いたときは
彼らの顔つきが柔和になり
あの相談に来たときの
切羽詰まった感はなかった
その顔を見て
本当に良かったね
ってホッとしたことを覚えている
そして今回の相談者にも
同じようなアドバイスをした
アドバイスと言うよりは
もう社長を辞めんさい!
じゃないと
今の2人の社員が可愛そうじゃけ
それでもどうしてもやりたいんなら
一人でやりんさい
自業自得の範疇で!
あなたは優秀な人に使われて
初めて光り輝くタイプじゃけ
今すぐ精算しんさい
決定事項のように伝えた
そんな彼は
心の中である程度決めていたけど
踏ん切りがつかなかった
だからわしのもとに来て
背中を押してほしかったんじゃろう
スポットコンサルが終わったあと
確実に顔つきが変わっていた
毎年年末が近づくと
こういう本気モードの相談が増えてくる
でも、崖っぷちから
足を滑らせて
最後の片手一つで支えている
※ほんま絵心がないわ・・・
そんな状況よりは
もうこれ以上さがると崖っぷち
そんな時のほうが
まだ救える可能性がある
なので、相談に来られるんなら
なるべく早い段階で来てね
そんな崖っぷちから生還した
いや、まだ生還途中の人もいるけど
少なくとも
一般の人よりは壮絶な人生を送ってきた
5名の話を聞いてみませんか
今年も、聞く者の
心を震わせる
5名の勇者が出揃いました!
ぜひ、心していらしてください
ほんじゃまた
名前 | 板坂 裕治郎 |
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職業 | 経営コンサルタント |
通称 | アホ社長再生プロモーター |
住まい | 広島県 |
生年月日 | 1967年2月9日 |
1967年広島生まれ。
1990年、一般人が絶対に着ない服だけを扱う洋服屋「タイアンドギー(広島弁で「かったるい」の意)」を創業。
映画「ミナミの帝王」に衣装提供するなど、数多くの著名人に愛される。
その後、複数の飲食店を開業し、事業を拡大するが、仕入れ先の倒産がきっかけで資金がショート。銀行や消費者金融から借入のほか、ヤミ金にも手を染め総額1億円の負債を抱える。
一時は自殺まで考えたが、その時期に7人もの経営者仲間が借金苦で自殺したのを目の当たりにし一念発起。
「金のために命を絶つアホをなくす」べく中小零細弱小家業専門の経営コンサルタントに転身。自身の壮絶な体験から導き出した経営理論と、厳しさと情熱、人情味あふれる指導で
『業界の常識をぶち破り、誰からも憧れられる影響力を持った異端児を輩出する』
これをビジョンに、オリジナルメソッド「NJE理論ブログ」を全国で展開し 受講者からは「マジで人生が変わる!」との声が続出
これまで、2900人以上の方が受講し、売上アップ、メディア出演による会社の認知度向上など多くの成果を上げ、自身も13年間毎日更新し続ける。
2018年に発売した「2000人の崖っぷち経営者を再生させた社長の鬼原則」は、発売前から重版するという異例のベストセラーとなり
2021年に2冊目となる「日本一わかりやすい『強みの作り方』の教科書」も、たちまち重版するベストセラーとなっている。