昨日は、就職活動で
なかなか思うようにいかず
イライラしている娘を連れて
映画に行ってきた
周りの友達たちは
ドンドンと内定が取れていくのに
なんで自分だけ・・・
そうやって
人と比べてしまい
自己嫌悪に落ちているんじゃろう
お前!ええの~
人と違う人生を歩めって
神様が言ってくれとるんじゃけ
こうやってなかなか就職が決まらんで
最後は就職できんで
アルバイトに明け暮れているときに
今の仕事に巡り合えた
そして今があるんです!
みたいな感じで
昔の辛かったことを
美談で語れる時が来るんで!
ええの~~~
なんて言ったら
彼女もわしの人生を目の当たりにして見ているので
わしのが言うのも
まんざら嘘じゃない
というのは分かってくれとるけど
なかなか現実が
自分だけ取り残されとると思うと
そんな前向きに
ポジティブにはなれんのんじゃと思う
ただわしが思うのは
就職するために
行きたくもない会社にまで面接に行って
自分を作ってもしょうがないじゃろ
かといって
20代そこそこで
自分のやりたい仕事が決まっている
そんな子の方が少ない
今は内定がもらえず
イライラするかもしれないけど
行きたくもない会社に就職したら
それこそ毎日毎日イライラするようになるわ
なので、焦るな
人生は長いんじゃけ
って言ってやった
けど・・・
なかなかこの年で
わしみたいな考えにはなれんよの
彼女にとっては
受験に失敗したに続く
2回目の大きな挫折かもしれん
でも、この挫折感は
年取って味わうと
命を落としかねない
だから、若いうちに味わっとくと
あとあとの人生の調味料になり
ピリッと引き締まった人生になる
だから、今のうちに味わっとけ
って、そんな娘を連れ出し
観にって来ましたよ
先月たまたま通りかかった場所で
この映画の宣伝に出くわし
訳が分からず人ごみに押され
パッと見た時に激写した江口洋介と松坂桃李
映画を見ても
江口洋介はぶちかっこええわ
嫁さん、森高千里よ
もう、完璧すぎじゃん
ってこの映画
つい最近始まったと思ってたら
もうそろそろ終わる勢いよ
ドンドンと上映回数も減っとるし・・・
観てない人は
早く観に行くことをおススメするよ
そして、この映画を観ての感想は
設定が昭和63年
って、63年って
この映画の舞台になっているようなところで
もうわしもバリバリ水商売しとったけ
その頃って
こんなにドンパチドンパチしてなかったよ
まぁ~フィクションじゃけ
しょうがないんじゃけど
でも、役者さんがしゃべっている
広島弁は
ほぼ完ぺきじゃったね
広島弁というよりも呉弁ね
で、もっとすごいのは
役者さんの力量
この映画の主役は
役所広司さん
この映画を撮っているときに
同時に【陸王】も撮ってたらしい
陸王といえば
熱血社長が奮闘するというドラマ
今回の虎狼の血の役どころとは
天と地の違い
陸王の時の別所さん
虎狼の血の時の役所さん
比べたら
こんなにも顔つきが違うんよね
映画を観たら
もっと違いが判るよ
それだけ役者さんって
その人になりきれるんじゃけ
ここがすごいことよね!
これって、人前でしゃべっている
セミナー講師や講演している人にも言える事であって
セミナーで人前に出てしゃべっているのに
恥ずかしそうにしゃべったり
声が小さかったりなんて
もうその時点で
THE END
セミナー中に
ある人とこんなやり取りをしたんです
みたいなたとえ話を出すときに
Aさんと、Bさんと、Cさんが出てくるんなら
それぞれの口調を変え声色も変えて
きちっと演じ切り
見ている生徒さんたちが
前のめりになるくらいの
迫真の演技ができんと
セミナー講師とはいえんよね
人前に立ってしゃべる以上
わしは役者じゃと思っとるけ
役者でいる以上
生唾飲み込むくらいの
迫真の演技じゃないと
そこにお金は落ちんし
また受けてみたいなんて
思われない
まぁ~みんなも
この映画見てみて
映画の中の広島弁聞いとったら
わしがしゃべっとるみたいに聞こえるはずじゃけ
そう思うと
やっぱりこの本と
わしの本は
隣同士で展開したほいうがええと思うんじゃけど・・・
どうですか
書店さん
ほんじゃまた