儲かっていない経営者の共通項
vol.3567
昨日の温泉組合の話の続きね
この業界には
強い者と弱い者の姿が
はっきりと目に見える
VS
怖い業界じゃね
で、そんな中
強者でもあり弱者でもある
旅館経営者の方たちと
酒を酌み交わしたけど
その中でも
ひときわ目立っていた人がいた
それは
この真ん中で
三味線を弾いている人
彼は福島市飯坂というところで
を、経営している
彼の温泉旅館は
今回の会場となっている
華の湯さんとは対照的で
(華の湯さんの30あるお風呂の一つ)
創業が明治15年で
旅館は築120年以上という格式あるもの
ただ築120年以上というから
施設的にはすべてが古い
なかなかこういう旅館が
今風の最新鋭の旅館に
真向勝負しても勝てないから
どんどんと衰退していくのが
普通なところじゃけど
ここの若旦那さんは
ちょっと物が違う
彼は学生時代に見た
ビーチボーイズというドラマがあり
その舞台となるのが
海の民宿じゃった
それを見た彼は
こんな生き方をしたいと
海の民宿で働いていた
そこで知り合ったのが
今の奥さんで
今の奥さんの実家が
ここ飯坂温泉じゃったという流れ
だから、彼は
この温泉旅館の経営を
ビジネスというよりも
心の底から楽しんで
やっているような気がした
彼は今回の講演会の
主催者の一人として色々と動いてくれ
この講演会の前に
色々とお話をさせてもらったんじゃけど
うちの旅館は施設は古いけど
アットホームな旅館で
ご当地の民謡とかも
お客様に聞かせてあげたいから
っと、自分で三味線とかも習って披露したり
とにかく小さな旅館だから
客室係から総料理長から送迎係まで
すべてをこなしている
でもそんな話を
目をキラキラさせて
楽しそうに話をしてくれた
なんせこの旅館ビジネスを
仕事としてじゃなく
ずっとやりたいと思っていた仕事で
それが海から山に変わっただけ
だから、この仕事が好きだ
っていうのが
話を聞いているだけで伝わってくる
そして彼は
バイクも好きなので
そのバイクつながりで
バイクのツーリング仲間の間でも
有名な旅館となっている
このあたりも
好きこそ物の上手なれ
この言葉がぴったりな人じゃった
やっぱり仕事とは
稼ぐことも大事なんじゃけど
その仕事をやっていて
ワクワクドキドキするような
そんな気持ちがないと
気持ちがギスギスしてくるよね
その仕事が好きだから
もっとこうしたい
もっとああしたい
ってのが
次から次へと浮かんでくるんでしょうね
そしてそれが
自分が楽しいから
その楽しさが伝染して
お客様に伝わるんだと思う
今の仕事が
お金儲けのためで
やってて手も楽しくないと感じているあなた
その仕事
百害あって一利なしかもね!
やっぱり仕事とは
ワクワクドキドキしなくちゃね
ほんじゃまた
名前 | 板坂 裕治郎 |
---|---|
職業 | 経営コンサルタント |
通称 | アホ社長再生プロモーター |
住まい | 広島県 |
生年月日 | 1967年2月9日 |
1967年広島生まれ。
1990年、一般人が絶対に着ない服だけを扱う洋服屋「タイアンドギー(広島弁で「かったるい」の意)」を創業。
映画「ミナミの帝王」に衣装提供するなど、数多くの著名人に愛される。
その後、複数の飲食店を開業し、事業を拡大するが、仕入れ先の倒産がきっかけで資金がショート。銀行や消費者金融から借入のほか、ヤミ金にも手を染め総額1億円の負債を抱える。
一時は自殺まで考えたが、その時期に7人もの経営者仲間が借金苦で自殺したのを目の当たりにし一念発起。
「金のために命を絶つアホをなくす」べく中小零細弱小家業専門の経営コンサルタントに転身。自身の壮絶な体験から導き出した経営理論と、厳しさと情熱、人情味あふれる指導で
『業界の常識をぶち破り、誰からも憧れられる影響力を持った異端児を輩出する』
これをビジョンに、オリジナルメソッド「NJE理論ブログ」を全国で展開し 受講者からは「マジで人生が変わる!」との声が続出
これまで、2900人以上の方が受講し、売上アップ、メディア出演による会社の認知度向上など多くの成果を上げ、自身も13年間毎日更新し続ける。
2018年に発売した「2000人の崖っぷち経営者を再生させた社長の鬼原則」は、発売前から重版するという異例のベストセラーとなり
2021年に2冊目となる「日本一わかりやすい『強みの作り方』の教科書」も、たちまち重版するベストセラーとなっている。