昨日は
福島県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部さんの
新年一発目の例会の
講師として呼んでいただいた
お題は
経営理念で
商売を180度変化させる
スーパーカー経営
というお題で
この
福島県旅館ホテル生活衛生同業組合さんというのは
全国の旅館を経営している方たちで
作られている団体
なので、こう言った
温泉旅館がメインになっているみたい
そして昨日は
福島県全体の組合勉強会&新年会じゃったみたいね
で、昨日の会場となったのが
ドーンと
900名もの収容ができて
ロビーもでっかく
こんなショークラブもあり
なんと30種類のお風呂もある
という豪華な温泉旅館じゃった
で、当日は
駅まで迎えに来てもらい
車で華の湯さんまで
連れて行ってもらったんじゃけど
この磐梯熱海温泉街に入ると
それっぽい
光景が広がってきた
たが・・・
この温泉街にも
強者弱者の関係がハッキリしている
経営不振になり
新たな融資もつかないので
時代に取り残された旅館は
このような姿になり
ドンドンと旅館がなくなっていくと
それに足並みを合わせるように
飲食店もなくなっていく・・・
時代は移り変わっていくもの
昔は団体利用が多かった
この温泉ビジネスも
ドンドンと核化されていき
少人数化されているみたい
そして強者の旅館は
お風呂もお部屋も
今風にリニューアルするが
弱者の旅館は
そのリニューアル資金すらないので
そんな旅館からは
お客の足も遠のいていく
そうやって
最後は廃業に追い込まれる・・・
そしてそんな廃業したところを
強者が買い取って
更に大きくなっていく
昨日の会場になった
華の湯さんなんかは
完全なる強者
今年の春には
コンベンションホールも出来上がるらしい
この差は何なんだろう
この華の湯さんとて
最初から今のように
でっかくはなかったはず
つまりは
常に革新してきたかどうか
この差じゃと思う
基本的に旅館なんて
家族経営しているところが多い
すると
旅館経営を
マーケティングや
マネジメントと言った
ビジネス的に捉えていない
だから、気がついた時には
時代に取り残され
どうすることもできなくなる・・・
実際に昨日の
福島県旅館ホテル生活衛生同業組合さんの
メンバーの中にも
廃業をされて
組合の事務局に入られた方や
親が倒産破産をされて
そこを立て直すために
東京から帰ってこられた方
などなど
この組合の中でも
いろいろな状況の方がいらっしゃった
こういう箱物経営は
必ず、時代に合わなくなる
だから、常に
時代に受け入れられるように
リノベーションしていかないといけない
わしがやっていた洋服屋ですら
5年に一度は
リニューアル改装をしてきた
そう考えたら
5年間で儲けたお金なんて
そのリニューアルで
一発で吹っ飛んでしまう・・・
なにやってんだろう・・・
いつもそのように思ってた
だから、今となっては
どんなにいい条件を貰ったとしても
店を持つ
そんな経営は
絶対にやらないと決めている
でも、今現在
すでにお店を持っている方は
少なくとも6~8年には一度
お店の改装をせんと
確実にお客様から
飽きられるようになるよ
それが分かっとるんじゃけ
リニューアル積立
これをやっといたほうがいいよ
なぜなら
いざ改装をしようと心に誓っても
その時に銀行が金貸してくれんかったら
古いままのお店で
お客が離れていくのを
指くわえて
見とかんといけんくなるからね
だから
どんな事があってもいいように
自己資金で
リニューアルできるようにしとくべきよ
今から5年後に
リニューアルするんなら
毎月16万の貯金
そうすれば
5年後に1000万の金ができる
それでリニューアルすれば
いちいち銀行に頭下げんでもええじゃろ
わしら中小零細弱小家業のアホ社長は
あったらあっただけ
使うんじゃけ
だから強制的に16万抜いて
その残った金で切り盛りするんよ!
それができなかったら
こうなっていくよ・・・
箱物経営している人は
先を見据えて
経営していかんといかんよ!
ほんじゃまた