優秀なスタッフを育てたい
vol.4054
先日、スタッフの日高と
全顧客身内化実践会メンバーのお店で
昼飯を食った
全顧客身内化実践会とは
お店を任されているあびるさん
彼女のお店は
皆さんの街にもあると思う
いわゆる食堂スタイルのお店
まいどおおきに食堂
このお店は
沼田食堂というんじゃけど
こういうスタイルのお店に
めちゃくちゃ腹が減っているときにったらいけんね
めちゃくちゃ腹が減っているときに
こんな映像見せられたら
どうよ
茶系の食材の
オンパレードよ
片っ端から手に取りたくなるよね
この日は
わしらが言った時間が
16時だったせいもあって
お客さんが
わしら含め数組しかいなかったので
おかずの前で
じっくり選ぶことができたけど
これが昼時の
戦争状態じゃったら
このおかずの前に
長蛇の列が出来ていて
ゆっくり選べんし
取り忘れたと思っても
バックすることも出来んけ
それだけで機会喪失しとる気がするね
で、この日のわしは
朝から何も食べていなかったので
陳列棚全てを平らげたかったけど
選んだのは
サバの塩焼きと
きんぴらごぼうと
筑前煮とサラダ
ちょっと和風になりすぎたので
どうしても唐揚げをもう1品入れたかった
でもその唐揚げを見ると
6個入で380円
食べたいけど
6個も食えんわ・・・
でもちょっとだけ食べたい
そう思って
厨房の中にいらっしゃった
スタッフの方に聞いてみた
この唐揚げって
6個しかダメですか?
わしはいつも
どんな局面でも
無理と分かっていても
聞いてみるようにしている
それはなぜかというと
無理なことは分かっているけど
人間なんじゃけ
話をしてみんと
何がどうなるか分からん
もし何とかなったらラッキーじゃん
でも、このひと声を
かけなければ
このラッキーに出会うことはない
だから、わしはどんな局面でも
自分の判断で
ダメだろうな・・・
なんて一切思っていない
だからうちのスタッフにもよく言うんじゃけど
わしが何かを頼んだら
いやぁ~そりゃ無理でしょ
っていうんで
わしが聞いとるのは
お前の判断じゃなくて
先方の判断を聞いとるんよ
なんでお前が
無理でしょなんて言うんや!
ええけ、聞いてこい!
そしてその時に
今のお前だと
絶対に無理でしょ
って思いながら話をするようになるけ
必ず、無理を可能にするんじゃ!!
って勢いで聞いてこい!
って話をする
ココ重要なポイントで
聞くときの心構えとして
なになにして欲しんんだけど
無理ですよね~~~
なんて聞くと
先方の答えは
はい!無理です!
ってなるのは目に見えている
そこを何とかなりませんか?
っと、相手に考えさせる聴き方をせんと
ラッキーには出会えんよね
って、かなり話がそれたけど
いつものように
相手に考えてもらうように話をしたら
この唐揚げって
6個しかダメですか?
すると
2個入って言うの
作りましょうか!
っとの答えが
超~~~~~~~
ラッキーーーーーーーーー
ね!
何事もダメもと
ひと声かけるのは
一円もかからんで
こんなにラッキーが起こるなんて
コスパ良すぎじゃろ
っていうか
この神対応な
このお店のスタッフに拍手
沼田食堂、ぜひ行ってみて
最近こう言う対応をしてくれるお店が少なくなった
接客というモノが
マニュアル化しすぎて
こっちの無理なお願いに
考えることもせずに
間髪入れずに
できません
って言われると
かなりカチンと来てしまう
そこは
答えは無理でも
ちょっとは考えるふりをしたり
上司に相談しに行く素振りでも見れれば
こっちの方から
あっ!いいですよ!
ありがとうございました
って言えるじゃん
でもそういう神対応してくれるお店が
ホンマに少なくなったよね
最近東京とか行ったら
確実にコンビニには外国の人しかいない
でも、外国人の人だったら
そういうマニュアルな対応されても
まったく腹が立たんのんじゃけど
日本人に偉そうに
マニュアル対応されたら
かなりムカつくよね
これから先
もっとAIが発達して
機械的になってしまうと
こういう駆け引きもなくなるんじゃろうね・・・
ほんじゃまた
名前 | 板坂 裕治郎 |
---|---|
職業 | 経営コンサルタント |
通称 | アホ社長再生プロモーター |
住まい | 広島県 |
生年月日 | 1967年2月9日 |
1967年広島生まれ。
1990年、一般人が絶対に着ない服だけを扱う洋服屋「タイアンドギー(広島弁で「かったるい」の意)」を創業。
映画「ミナミの帝王」に衣装提供するなど、数多くの著名人に愛される。
その後、複数の飲食店を開業し、事業を拡大するが、仕入れ先の倒産がきっかけで資金がショート。銀行や消費者金融から借入のほか、ヤミ金にも手を染め総額1億円の負債を抱える。
一時は自殺まで考えたが、その時期に7人もの経営者仲間が借金苦で自殺したのを目の当たりにし一念発起。
「金のために命を絶つアホをなくす」べく中小零細弱小家業専門の経営コンサルタントに転身。自身の壮絶な体験から導き出した経営理論と、厳しさと情熱、人情味あふれる指導で
『業界の常識をぶち破り、誰からも憧れられる影響力を持った異端児を輩出する』
これをビジョンに、オリジナルメソッド「NJE理論ブログ」を全国で展開し 受講者からは「マジで人生が変わる!」との声が続出
これまで、2900人以上の方が受講し、売上アップ、メディア出演による会社の認知度向上など多くの成果を上げ、自身も13年間毎日更新し続ける。
2018年に発売した「2000人の崖っぷち経営者を再生させた社長の鬼原則」は、発売前から重版するという異例のベストセラーとなり
2021年に2冊目となる「日本一わかりやすい『強みの作り方』の教科書」も、たちまち重版するベストセラーとなっている。