儲かっていない経営者の共通項
vol.3462
事業主って
ドンドン年数が経てば経つほど
ドンドン規模が大きくなればなるほど
ドンドン所帯が増えれば増えるほど
昔のような
イキイキとした顔がなくなってくる
みんな昔は
楽しそうだったのに・・・
最近、そんな経営者の人を
よく見かける
それはなぜなんだろう・・・
その答えは
たったヒトツ!
まだまだ小さく
そんなに人も雇わずに
やっていた頃は
何も考えず
とにかく仕事をしている自分が
楽しかった
売上のことや
集客などのマーケティングのことなんか
そんなに考えなくても
とにかく仕事をしていることが
楽しかったので
それがお客さんにも伝染して
お客さんも楽しかったので
すべてが善循環でまわっていた
それが、年数も経ち
働く人間も増えてきて
所帯も大きくなってくると
店舗数も増えてくる
店舗数が増えてくると
社長1人が両店舗にいることが出来ない
どちらかで
社長不在の店が出る
するとどうなるかというと
社長ではない
誰かに店を任せなければいけない
ここで初めて
大きな壁にぶち当たることになる
昔は仕事をしていることが楽しかった
なぜなら
難しいことは何も考えず
とにかく自分が楽しいと思うことをやれば良かった
でも、店舗数が増えると
自分と同じ仕事を
あかの他人に求めなければいけなくなる
ココで初めて
思うように行かないジレンマと
戦うようになる!
社長不在でもお店がまわるような
そんなシステマチックに動かせる
店作りかなんかしていない
お店に人が付くんじゃなく
その社長の人柄に客が付いているので
社長不在のお店には
お客さんが集まらなくなっていく
でも、お店は増やしてしまったし
それを運営するための人も増やしてしまった
昔は、儲けのことよりも
仕事をしていることが楽しかったのが
今では、たくさんの支払いをするために
あっちの店、こっちの店をかけずり回って
バタバタするようになる
昔は楽しそうに頑張っていた経営者が
規模が大きくなっていくと
ドンドンと顔が曇っていく
唯一の理由は
1店舗経営と
多店舗経営の
やり方がちがうことに
気が付いていないから!
不思議なことに
経営って恋愛と似ている
追えば追うほど逃げていく
昔は、いつ見ても楽しそうじゃし
お客がそこに集まっているから
そこにまた新しいお客が集まっていた
この様に、一人親方でやっていた人が
所帯を大きくし
企業家を目指そうとしたとたん
色々なモノが逃げていく
逃げていったモノを取り返そうと
必要以上に追いかけるから
さらに逃げていく・・・
でも家賃も払わないといけない・・・
給料だって払わないといけない・・・
金
金
金
もうこうなったら
楽しくなんかない
こうやって事業主の顔が曇っていく・・・
だからわしの元に相談に来る
経営者さんの表情を見れば
深い話をしなくても
ある程度、経営状況が見える
そんなに苦しくて
やってても楽しくない
そんな仕事したかったんじゃないよね
楽しく仕事をしたいのか
儲けたいのか
もう一度、原点に返って
考え直してみてや!
ほんじゃまた
名前 | 板坂 裕治郎 |
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職業 | 経営コンサルタント |
通称 | アホ社長再生プロモーター |
住まい | 広島県 |
生年月日 | 1967年2月9日 |
1967年広島生まれ。
1990年、一般人が絶対に着ない服だけを扱う洋服屋「タイアンドギー(広島弁で「かったるい」の意)」を創業。
映画「ミナミの帝王」に衣装提供するなど、数多くの著名人に愛される。
その後、複数の飲食店を開業し、事業を拡大するが、仕入れ先の倒産がきっかけで資金がショート。銀行や消費者金融から借入のほか、ヤミ金にも手を染め総額1億円の負債を抱える。
一時は自殺まで考えたが、その時期に7人もの経営者仲間が借金苦で自殺したのを目の当たりにし一念発起。
「金のために命を絶つアホをなくす」べく中小零細弱小家業専門の経営コンサルタントに転身。自身の壮絶な体験から導き出した経営理論と、厳しさと情熱、人情味あふれる指導で
『業界の常識をぶち破り、誰からも憧れられる影響力を持った異端児を輩出する』
これをビジョンに、オリジナルメソッド「NJE理論ブログ」を全国で展開し 受講者からは「マジで人生が変わる!」との声が続出
これまで、2900人以上の方が受講し、売上アップ、メディア出演による会社の認知度向上など多くの成果を上げ、自身も13年間毎日更新し続ける。
2018年に発売した「2000人の崖っぷち経営者を再生させた社長の鬼原則」は、発売前から重版するという異例のベストセラーとなり
2021年に2冊目となる「日本一わかりやすい『強みの作り方』の教科書」も、たちまち重版するベストセラーとなっている。