理念経営をすると売上が上がる!
vol.3766
腐ったミカンの方程式
これってどんな方程式かというと
ミカン箱の中に
1つでも腐ったミカンが発生してしまうと
そのミカンの周りにいるミカンから
ドンドンと連鎖がかかって
同じように腐っていくという事から
組織の中でも
同じことが言えるという
たとえ話ね
組織の中にも
その会社の方針に納得せず
反勢力的になっていくと
その周りにいる人たちも
ドンドンと感化されて
反勢力へと化していく
だから早い段階で
この腐ったミカンは取り除こう!
そういう話じゃけど
これは昔
このブログでも書いたことがあるんじゃけど
腐ったミカンは
いつまでも置いておくと
他のミカンまで腐っていくので
早く取り除いた方が良いけど
わしが思うには
ミカンを腐らせてしまった
その会社の社風に
問題があるんじゃと思う!
そう以前のブログに書いた
じゃ、なんで
そんな環境になってしまったのか・・・
その理由は1つしかない
それは
この会社が
何を目的として
どこに向かおうとしているのか
という
企業理念
ここが共有されていないから
人間はだれしも
同じことをしていたら
飽きが出てくる
飽きが出てきたら
やりがいも薄れて来て
すべてのことに対して
気持ちが乗らなくなってくる
そんな脱力的になっている人が
その会社の上司に居たら
まず部下たちは
居心地がいいわけない
そうやってそこ会社のムードが悪くなる
そして取り返しのつかない組織になっていく
昨日もそんな悩みを抱えた
経営者の方が相談に来られた
相談内容はまさしく
腐ったミカンの対処法じゃった
彼に言わせれば
その問題児さんには
長く在籍してもらっている分
部下の指導もして欲しいという気持ちも含めて
他の人とは
良い給料も出している
それなのに
部下に良い指導をするどころか
組織全体を険悪なムードにしている
これでは何のために
良い給料を出しているのかも分からない・・・
という
相談というか
愚痴にもなっていた
じゃ、聞くけど
他の部下よりもいい給料を出した時に
何をして欲しいための給料か
そこをちゃんと説明しているのか?
って聞くと
そうではないみたい
まぁ~なんとなく長くいるし
新しい部下も入ってきたから
なんとなく
社長の思い付きで
給料が上がったみたい
社長としても
社員の給料を上げて
今以上頑張って欲しい!
そう思ってあげているのも分かるが
悲しいかな従業員は
給料が上がった
その月と次の時くらいまでは
嬉しさが持続するが
3カ月も経つと
それが当たり前になってくる
だから、給料が上がったからと言って
働きがドンドンとアップしていくようなことは
まずない
ただ
なぜ3万円でも毎月の給料が上がったのか
そんも3万円の内容を
ちゃんと説明していれば
こんな事にはならない
今回の相談者も
すでにその問題児を切ろうと考えているが
今の状態で切ってしまうのは
非常に問題がある
それはなぜかというと
切るだけの理由が
はっきりしていないから
3万円でも給料をアップするときに
部下の面倒のみかたを何項目かはっきり示し
組織全体のムードを
経営理念に沿って作り上げていく!
それくらいはっきり示せたら
今回の切るとか切らないという話は
社長の個人的感情は一切入れずに
その給料アップの契約書を見せて
契約違反かどうか
これを見せるだけで済んでしまう
わしはこれが
プロの契約じゃと思う
プロ野球の選手なんか
契約更改の時期には
球団と来年の給料の話をするけど
相当な項目でのチェックが入るらしい
それはわしのブログに以前書いた
だから給料が
上がる理由も下がる理由も
すべて明確に出るようじゃ!
そんなデータで見せて
あとは経営陣の心の給料で
どう帳尻を合わせるか!
これがプロの契約じゃと思う
まぁ~今回の腐ったミカンちゃんには
そういうちゃんとした契約書がないので
今のうちにちゃんと作っておかないと
今回のミカンを取り除けても
また新しい腐ったミカンができるけぇね
お盆休み一発目というのに
なんか重たい話になったね!
でもこのお休み期間中に
こういう事も考えてみたらいいと思うよ!
ほんじゃまた
名前 | 板坂 裕治郎 |
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職業 | 経営コンサルタント |
通称 | アホ社長再生プロモーター |
住まい | 広島県 |
生年月日 | 1967年2月9日 |
1967年広島生まれ。
1990年、一般人が絶対に着ない服だけを扱う洋服屋「タイアンドギー(広島弁で「かったるい」の意)」を創業。
映画「ミナミの帝王」に衣装提供するなど、数多くの著名人に愛される。
その後、複数の飲食店を開業し、事業を拡大するが、仕入れ先の倒産がきっかけで資金がショート。銀行や消費者金融から借入のほか、ヤミ金にも手を染め総額1億円の負債を抱える。
一時は自殺まで考えたが、その時期に7人もの経営者仲間が借金苦で自殺したのを目の当たりにし一念発起。
「金のために命を絶つアホをなくす」べく中小零細弱小家業専門の経営コンサルタントに転身。自身の壮絶な体験から導き出した経営理論と、厳しさと情熱、人情味あふれる指導で
『業界の常識をぶち破り、誰からも憧れられる影響力を持った異端児を輩出する』
これをビジョンに、オリジナルメソッド「NJE理論ブログ」を全国で展開し 受講者からは「マジで人生が変わる!」との声が続出
これまで、2900人以上の方が受講し、売上アップ、メディア出演による会社の認知度向上など多くの成果を上げ、自身も13年間毎日更新し続ける。
2018年に発売した「2000人の崖っぷち経営者を再生させた社長の鬼原則」は、発売前から重版するという異例のベストセラーとなり
2021年に2冊目となる「日本一わかりやすい『強みの作り方』の教科書」も、たちまち重版するベストセラーとなっている。