今日こそ本題に入るよ
さすがに3日も引っ張ったら
どんだけ引っ張るん??
ってコメントも入ったけ
それじゃ、行きましょうか
広島の人間なら
誰しもが
えええええええ~~~~!!!
って驚いたと思うニュース
5月9日(土)の中国新聞に載った記事
広島の人なら
一度や二度は行ったことのある
回転寿司屋さん
そこが今回のコロナの影響で
全4店を閉店したという
わし自身も
声が出るほど驚いたけど
きっと、こういう考えで
閉店したんじゃないかと
わしのブログに書いてみたら
このお寿司屋さんの社長さんから
直々にメールが届いた
そこから何度かやり取りを繰り返し
ぜひお会いしましょう
という流れになった
吉井食品株式会社 吉井 猛社長
2代目社長と言うこともあり
とにかく若い
まずそこに驚いたんじゃけど
初めましてと
名刺交換をさせてもらい
お話を聞かせてもらった
まず最初にコロナという
名前を聞いた時は
正直舐めてました
どこか自分事じゃないような感じで
でもそれが
志村けんさんがお亡くなりなったことで
一挙に緊迫した空気になりましたね
そこからまず手を付けたのは
お金のことでした
何がどうなっても良いように
すぐにお金の調達はしました
ただ、過去にも
大きな震災等による
自粛ムードというのは経験したけど
いつの時も
ココが底です!
というモノが見えていたので
後は這い上がるしかない
その為に全社一致団結して
この局面を乗り越えよう
っと、頑張れたんですが
今回のコロナに関しては
底が見えないというのが
一番の大きな理由です
4月の中旬から
自粛閉店もしていましたが
仮にこれが開けたとしても
営業時間に制限があったり
ソーシャルディスタンス考えると
今までのように
お店にお客様は入れれない
五日市店だと
客席に300名
待合席に100名
合計400名もの人が
お店の中にいる状態です
こんなぎゅうぎゅう詰め
これはこの後
さすがに出来ませんよね
そう考えると
カウンターも席を開けて座ってもらう
ボックス席も
間隔を開けて座ってもらう
こういう営業をしなければいけなくなってくる
この状態では
今までの売上を作って行くには厳しい
でもそこは企業努力で
なんとか今まで通りの売上に戻したとしても
今までとこれからには
大きな差があります
それは大きな借り入れをしたと言うこと
確かに今回の借り入れは
支払い猶予とかありますが
でも、もらったお金じゃないんです
いつかは返さないといけないお金
ということは
数年後にはこの返済がのしかかってくる
すると今までの売上じゃダメなんです
今まで以上の売上を作らないと
やっていけないんです
そんな厳しい状況も
今すぐなら
スタッフ始め
アルバイトの皆さんにも
理解はしてもらえると思いますが
これが1年後とかだったらどうですか・・・?
世の中の人達からすると
コロナの影響って
それって1年以上も前の話でしょ
ってなるでしょ
でも経営者は
支払い猶予が終わった
そこからが本当の戦いが始まるんです
その時に今と同じ売上だと
借り入れ返済は出来ないんです
出来ないから
スタッフの方達にも
ボーナスも渡せなくなる
これが本当に
今いまの話だと
皆さん理解はしてくれるけど
1年とか2年後だと
だれがコロナの影響でという話を
真剣に聞いてくれますか?
そして今回は
保健所の方にも色々とお聞きしました
それは
これだけのお客様が入るお店ですから
もし万が一
当店からコロナ感染者が発生したら
そうなったら
もうその時点でTHE ENDです
とにもかくにも
この先、いつ終わるか
ハッキリと分からない敵を目の前にして
今以上の売上を維持していく
その自信は僕には無かったです・・・
なので
今回は本当に悩みに悩みました
自社の売上が悪くて
どうしようかと悩んでいるんじゃなく
業績はいい中で
閉店するということを
考えなければいけないこと
いままで経験したことがないくらいに
悩みに悩みました
うちにはおんまくの社員も含め
パートアルバイトさんが
300名近くいらっしゃいます
彼らのことを考えると
眠れない夜が続きましたが
いつ終わるか分からない敵と
この先戦って行くには
リスクが大きすぎるし
この先、1年後とか2年後とかに
ダメになってしまうよりは
かなりの痛みは伴いますが
いま決断した方が良い
そう考えました
ただ、スタッフの方達には
本当に申し訳ない気持ちで一杯です・・・
今は縮こまって体力を付け
またチャレンジします
そう話をしてくれた
吉井食品さんは
他にも事業されていて
いわゆるスーパーなどに入っている
惣菜店事業とマグロのネット通販をされているが
このネット通販事業が
好調で頑張ってくれているようです
あれだけのバカでかい
お寿司屋さんをされていただけあって
相当な大量仕入れをされていたんでしょうね
だからいいマグロが
格安で提供出来るんでしょう
一度覗いてみて下さい
楽天では
amazonでは
今回、吉井社長さんと話をして
一番感じたのは
今をどう乗り切るかじゃなく
1年後2年後を見据えて
考えられているところが印象的でした
本当に思うよね
じり貧になっているお店を
閉店させるのなら
それは簡単なことじゃけど
全然儲かっていたお店を
こうやって閉めるという決断をするなんて
先を見てない人では出来ないし
変な欲がじゃまをしますよね
でもそこを思い切って決断した
吉井社長さん
同じ経営者として
尊敬しかない
そんな吉井社長さんですが
不思議なご縁で
わしと誕生日が一緒だったんです
わしが
1967年2月9日生まれ
吉井社長が
1978年2月9日生まれ
わしの11個下なんで
若干42歳でこの決断をしなければいけない・・・
すごいな~~
そして吉井社長とfacebookで
繋がろうとした時に
共通の友達に
あの沖縄のナオキ屋が
ナオキ屋とは
沖縄の塾生さんで
40歳を過ぎてから
沖縄米軍基地で働くのを止めて
ミュージシャンになることを決め
2017年のリボーンアワードに出場した奴
なんで沖縄のこんな奴と
四国の吉井社長が友達なの??
そこだけが
どう考えても接点が分からんかったので
吉井社長に聞いてみると
ナオキが
2018年の秋に
沖縄から北海道まで
ヒッチハイクで上がっていきながら
各地でライブをしていく
全国各地にうちの塾生がいるので
その塾生の元でライブをしていく!
という無謀な企画を立てて敢行した
その時にわしが書いたブログ
その時に
岡山から四国に渡る
しまなみ海道で
顔に黄色い稲妻を書いた
変な人がヒッチハイクしてるな~~
そう思って
面白そうだからと乗せたらしい!!
えええええええ~~~~!!!
なんちゅう偶然!!
吉井社長
もうアナタはわしと
知り合う運命じゃったんですよ
そして今回の
この苦渋の決断は
うちの塾生さん達にも
聞かせてやって欲しい!
そうお願いしてきたので
彼が落ち着いたら
わしとのインタビュー形式で
対談をやってみようと思います
ぜひ皆さん
マグロの吉井さんの通販で
マグロを買って応援してあげてください!!
ほんじゃまた