売上・集客をアップしたい
vol.4049
なんかよく分からんけど
米中の関係が
色々なところに影響を及ぼしているね
中国通信大手のファーウェイが
スマホの心臓部分である半導体が
調達できなくなり
スマホの製造が危ぶまれている
そんな記事が
日経の一面を飾った
詳しいことは全く分かんないんで
書いている内容が多少違っても
そこに噛みついてきたりしないでね
このファーウェイが作るスマホ
99個のパーツが全部そろっていても
たった1個のパーツが手に入らないだけで
商品にならない
という事なんじゃろう
でもこのファーウェイの商品には
多くの日本企業も関わっているらしく
この商品が出来なければ
最終的には
関わる日本企業にも
大きな影響が出てくるということじゃろう
そう考えると
企業が未来永劫稼ぎ続けようと思ったら
何がどうなっても
対応できるだけの
危機回避力が必要という事じゃね
分かりやすい所で言えば
わしが常に気を付けているのは
取引先との占有率の問題ね
A社
B社
C社
D社
E社
という5社と取引があった時に
それぞれの仕事量が均等に
20ずつだったら
A社 20
B社 20
C社 20
D社 20
E社 20
合計が100になるんじゃけど
A社 60
B社 15
C社 10
D社 10
E社 5
これでも合計が100になる
でもこの場合
A社に何かあった場合
いきなりA社の60がなくなってしまう
すると社内の売上の60%が
いきなりゼロになってしまう
こうなったら
一挙に倒産へとまっしぐら
こうなってしまう
だからわしは
取引先の占有率を
1社15%と決めている
これはわしも過去に
痛い思いをしているから
まだ洋服屋をバリバリやっているとき
ある1社の作る商品へのこだわりが
たまらなく好きで
その商品なら
自信を持って販売していた
だからその商品に
ケチを受けるようなお客さんには
一切販売をしていなかった
それだけうちの一番の
主力商品だったし
ほぼそのメーカーの商品で
売上を作っていた
だが・・・
ある日そのメーカーさんが倒産した
わしはそのメーカーの商品を売るために
他社の商品を比較対象に使い
これがなぜいいのかを示して来ていたから
いきなりこの商品が無くなると
何も売ることが出来なくなった
それでも
売り上げは作らないといけないので
これに変わる全国の色々なメーカーを
探しまくったけど
それに匹敵するような
こだわりを持った商品はなかった
なので
今まで比較対象にして
こけ落としてきた商品を
メインで売らないといけないという
ウソの商売に入っていった
その時の教訓があるので
売上先も
仕入れ先も
全体の占有率を意識している
先日も、このようなことで
苦しんでいる人の
スポットコンサルをしてきたけど
もう今月末で資金ショートして
知り合いに相談したら
破産して倒産して
楽になってやり直した方がええよ
そう言われたんですが
どうしたらいいでしょうか・・・?
っという
かなり焦った状態での連絡じゃった
そしてその方の話を聞けば
わしと同じように
仕入れ先が廃業するらしい
そしてそこまでこだわっている仕入れ先も
他にはないらしい
そしてその仕入れ先の商品で
売上の大半を作っていたから
さぁ~大変
結局は
売上を作る相手も
仕入れする相手も
占有率が上がると
その1社の動向で
こちらにも大きな影響が出てくる
ようは
下請け仕事と
何も変わらん状態になるんです
こっちは仕入れてやっている!
そう思ていても
その割合が大きくなると
結局はその会社の
下請けと同じ状態になるんです
1社の占有率が上がると
他にもよくないことが起こる
それは
その1社のわがままを
聞かないといけなくなってくる
仕入れ先の場合だったら
卸値を10%値上げさせてください!
っと申し出られると
NO!と言いたいけれど
他に同じものがないから
その条件を飲むしかないし
相手が売上先でも同じ
もう少し安くしてもらわないと
オタクでこれだけの金額は
この先買えないよ
なんて言われたら
すぐに値引きしないと
その売り上げ自体が無くなってしまう
この関係って
奴隷と雇い主
こうなってしまうよね
わしの持論にある
お客様は神様じゃなく
対等な関係!
という考え方とは
相反してしまう
こういうことが分かっている人は
取引先の売上の占有率を
シビアに見ている人はいるけど
仕入れ先に対しても
同じことが言えるけぇね
アナタは自分のビジネスが
奴隷になっていませんか
チェックしてみてくださいね!
ほんじゃまた
名前 | 板坂 裕治郎 |
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職業 | 経営コンサルタント |
通称 | アホ社長再生プロモーター |
住まい | 広島県 |
生年月日 | 1967年2月9日 |
1967年広島生まれ。
1990年、一般人が絶対に着ない服だけを扱う洋服屋「タイアンドギー(広島弁で「かったるい」の意)」を創業。
映画「ミナミの帝王」に衣装提供するなど、数多くの著名人に愛される。
その後、複数の飲食店を開業し、事業を拡大するが、仕入れ先の倒産がきっかけで資金がショート。銀行や消費者金融から借入のほか、ヤミ金にも手を染め総額1億円の負債を抱える。
一時は自殺まで考えたが、その時期に7人もの経営者仲間が借金苦で自殺したのを目の当たりにし一念発起。
「金のために命を絶つアホをなくす」べく中小零細弱小家業専門の経営コンサルタントに転身。自身の壮絶な体験から導き出した経営理論と、厳しさと情熱、人情味あふれる指導で
『業界の常識をぶち破り、誰からも憧れられる影響力を持った異端児を輩出する』
これをビジョンに、オリジナルメソッド「NJE理論ブログ」を全国で展開し 受講者からは「マジで人生が変わる!」との声が続出
これまで、2900人以上の方が受講し、売上アップ、メディア出演による会社の認知度向上など多くの成果を上げ、自身も13年間毎日更新し続ける。
2018年に発売した「2000人の崖っぷち経営者を再生させた社長の鬼原則」は、発売前から重版するという異例のベストセラーとなり
2021年に2冊目となる「日本一わかりやすい『強みの作り方』の教科書」も、たちまち重版するベストセラーとなっている。