日々の中での大切な気付き
vol.4164
ビジネスマンとしては
今回の彼の決断には
色々と感じるところがある
わしじゃったらどうしたじゃろうか・・・
って
どれだけ時間をかけて悩んでも
彼の立場の景色を見たことがないんじゃけ
理解することが絶対にできんけど
もしのもし
わしが前澤さんの立場じゃったら
わしも彼と同じ
行動をとったかな・・・
創業から20年も経てば
そろそろ他の事もやってみたくなるころ
しかもタイミング的に
失敗続きだったし
じゃけ、あと気になるのは
このまま負けたままで
終わらすのは
男として負け犬みたいじゃ
そして後は
世論
この辺の精神的な部分が
クリアできるなら
喜んでヤフー様に売却したと思う
そのように
世論はZOZOの前澤さんに注目しているけど
ニュースピックスは
ZOZOを買った
Yahoo!に注目してた
日本Yahoo!は
その当時頭角を表してきた
米国Yahoo!を
あの孫さんが口説き落とし
日本ネット業界の
不動の地位を確立した
しかし
あの男が作った
とんでもない商品で
その不動の地位が揺れ始める
それまで
パソコンを使うユーザーは
検索と言えば「Yahoo!」
という地位を確立し
パソコン中心のサービスを展開してきたが
時代はパソコンからスマホへと
シフトし始めていた
しかも
EC事業部門も
アマゾンや楽天に大きく出遅れることに
そこからもいろいろとあり
今回のZOZOの買収に至った
っと、かなり
ざっくりとした説明になったけど
わしらがITを取り入れたころは
ネット上の色々なサービスと言えば
Yahoo!
だったし
パソコンを開けると
検索画面のYahoo!が出ていた
それだけ
崩れることのない牙城だと思ったが
いまでは
Yahoo!を見ることは
オークションサイトくらいになった
あんなに絶対的地位を
確立していたと思っていた
あのYahoo!でさえ
戦う場所が変わったら
使い物にならなくなる
パソコンからスマホへ
こんな事はYahoo!だけじゃなく
わしら中小零細弱小家業でも起こる
たとえば車屋さん
今まで中古車を買うときには
かなりの台数を展示している
大型の中古車屋さんが良かった
それだけたくさんの車を見て
自分の欲しい車が探せた
でも今は
全ては手のひらで探せる
しかも車屋さんも
そんな大量な在庫を抱えなくても
お客さんが欲しい車を決めて来るので
後はネットで探して買ってくる
そんな感じで
ビジネスモデル自体が
根本から変わっている
それだけわしらくらいの
ビジネスでも
戦う場所が変わると
いままで絶好調だったモノが
一切意味を持たなくなる
だれが想像したじゃろうか
手のひらで車が買えるなんて
そう考えると
10年ひと昔
なんて言葉は
これから時代には通用しない
昔で言う10年なんて
今でいえば1年くらいの感覚
いずれ
手のひらで
車を見るだけじゃなく
匂いを嗅いだり
触れて感触を感じたり
そんな事も出来る世の中は
そう遠くないと思う
でもわしら中小零細弱小家業は
そんな世の中の動きに
最前線で関わることはできない
だから戦う場所は
成り行きに任せるしかない
ただ
そんな戦う場所も
戦う武器も
すべは生身の人間が扱っていること
この生身の人間自体は
何年たっても
そんなに大きく変わることはない
考え方は時代時代で変わるけど
感動する場面や
哀しく思う場面や
悲しくなる場面
そんな感情的な部分は
そんなに大きく変わることはない
ならば
わしら中小零細弱小家業が
がっしりつ掴んどかんといけんのは
戦う場所や
戦う武器じゃなく
それを扱う
生身の人間のハートの部分
これを買うなら
アナタから買いたいわ!
そう言わせてしまう人間関係
これしかない
さぁ
今のビジネスに
先行きいい感触が持てないからと
新しく売れるビジネスや
新しく売れる商品を探す前に
目の前にいる
アナタにお金を落としてくれるお客さんに
目を向けようや
目の前のお客さんに
絶大なる信頼をもってもらえたら
アナタが何売っても
必ず買ってくれるから!
まずは目の前のお客さんと
信頼関係を構築しよう
わしはYahoo!のように
デカいビジネスはできんけ
場所や武器じゃなく
目の前にいるお客さんを
喜ばすことしか考えてない
じゃけわしは
そこに時間をかけるんよね
今日から2日間
わしの塾生さんたちに
色々感じてもらう場を提供するために
徳島にみんなを連れていきます
広島からも
13名のメンバーで参加しています
今日から
ビジネスブログアスリート協会主催の
BBAサミットです
その模様は
また明日にでも
わしら中小零細弱小家業は
まずは目の前のお客さんと
信頼関係を構築しよう
ほんじゃまた
名前 | 板坂 裕治郎 |
---|---|
職業 | 経営コンサルタント |
通称 | アホ社長再生プロモーター |
住まい | 広島県 |
生年月日 | 1967年2月9日 |
1967年広島生まれ。
1990年、一般人が絶対に着ない服だけを扱う洋服屋「タイアンドギー(広島弁で「かったるい」の意)」を創業。
映画「ミナミの帝王」に衣装提供するなど、数多くの著名人に愛される。
その後、複数の飲食店を開業し、事業を拡大するが、仕入れ先の倒産がきっかけで資金がショート。銀行や消費者金融から借入のほか、ヤミ金にも手を染め総額1億円の負債を抱える。
一時は自殺まで考えたが、その時期に7人もの経営者仲間が借金苦で自殺したのを目の当たりにし一念発起。
「金のために命を絶つアホをなくす」べく中小零細弱小家業専門の経営コンサルタントに転身。自身の壮絶な体験から導き出した経営理論と、厳しさと情熱、人情味あふれる指導で
『業界の常識をぶち破り、誰からも憧れられる影響力を持った異端児を輩出する』
これをビジョンに、オリジナルメソッド「NJE理論ブログ」を全国で展開し 受講者からは「マジで人生が変わる!」との声が続出
これまで、2900人以上の方が受講し、売上アップ、メディア出演による会社の認知度向上など多くの成果を上げ、自身も13年間毎日更新し続ける。
2018年に発売した「2000人の崖っぷち経営者を再生させた社長の鬼原則」は、発売前から重版するという異例のベストセラーとなり
2021年に2冊目となる「日本一わかりやすい『強みの作り方』の教科書」も、たちまち重版するベストセラーとなっている。